もとうた加工/当て詞群






・小町振り。(白夜に一線を画せるか)(2004-03-03)
・ドナドナ市場に(2005/2/7)
・初々(2005/3/11)
・る ぞや(2005/4/6)
・やいか やいに 〜くさらくさ〜(2005/4/8)
・内湯潜燗、爺馬と(2005/4/29)
・風流些人(2005-07-18)


小町振り。(白夜に一線を画せるか)


貴方というひと と ラッカーで
墓碑銘が多すぎる まだ生きてるかもしれない 

 アスファルトの中で溺れる魚にビートルズは効きますか
 落ちそうな胸の釦に Stand by me むなしく転がるマヨヒガ
 鳴り続けるサイレンは閉店後のイトーヨーカドー マニキュア一本消えたところで

 髪結いの亭主VS三食昼寝付き コヨーテたちは主張をゆずらず
 肩越しのコンビニおにぎり 2にぎり3にぎりけれどむすばない鼻緒のだらり雨垂れて
 プラスチック爆弾けりあげたハイヒールは ノーヒール・ノーヒア

何処まで続くんだベルリンの壁
そびえたつINSOMNIA
眠気と今日も鬼ごっこ

欠けた左手 影法師のさきにつながるものはおらず
かわりに カタテマ ひとでなしの恋
合法ドラッグ煙に巻かれアヤフヤの喫水線フラフラと誘蛾灯
もえてみたいの なんてのは すかさず
ベネチアングラスに負けない テクニカルカット で処理

 片足の影が蝉の死骸を踏んでいた駅前 コインロッカー666
 冬の雀は洗濯物日和と伝宣 オレンジ色の猫がねらう夕暮れは飛行機雲の下
 それが轍の上ともなるとグランドキャニオン並みに広がって
 風切羽が舞上がる 熱海の帰り 踏切で
 浜辺の砂礫王国は 通りがかりの子馬に蹴られてそのまま
 壊れた時計 だるさにゆられて 真昼の月は白夜なら見えない

とまあ このように、カットカットカットです

携帯電話を使いましょう 葡萄の葉を添え贈りもの
ショートカットは竜の牙におまかせ ほらあの辺の熱帯魚とか
ジャックナイフなんてメじゃないです
名前が年中無休なんつうコンビにエンスな彼女はカットのバレンタインけれど
どこまでも遠浅 

小町づらして振り上げたきっ先がふかくささってぬけやしない

ヤケ食いはメモリーカード内のデリカテッセン
小指の爪でオープン・ザ・パックのオムライス一丁
地下鉄のとある駅構内にあつまるスカート供おしのけると
ひとり強大 髪の長い女、手を繋ぐその先にきっ先ささったままの彼

ふりかえる 白鷺のかお
花のいろ おののく小町は
いたづらに 我が身ほほえんで
彼とふたり鍵穴くらいまでちいさくなった ながめせし間に 

ベンディングマシーンでビール
帰路の通勤電車らしくない揺れ具合
デルタ関係、いやもともとないし
そうざいの ざい は 菜の花の 菜 
電光掲示板に下車駅 The World 
しかたない のどあめでもなめる

 やっかいな記憶に ガムテープはパステルエナメル
 焼付できないMDには さっさとはさみを
 合わせ鏡には自分しか映らないように
 忘れたい記憶のナンバリングははずして

かけて かけて かけて かけて
ああ 足たゆくくる ハーモニカ音
√の内身はジジョウで元どおり
大変うらやましいことです

小町サマ。あなたの左半分になりたいシャム双生児願望ニューロン単位

ビデオショップや みるめなき
深夜番組も うらと知らねばや
まっくらがっかりのガードレールの
柔らかい殻 かれなて かれなて
かの女の枕 みそいちもんじはトランキライザー わたしの場合は

かんがえてる間にかみなり
パチンコでなく毀れた弓をつがう人は
ポラロイドカメラで釣りをする人になったのかマルボロをくわえる荒野
階段上りながら寂地に生えるすすきをおもう藁色の
うつりにけりな と クレヨンで


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ドナドナ市場に

 ある晴れた昼下がり 買物へ
 市場へ続く道を あるいてた
 近くの市場は 海岸へ
 いくみちの途中 左曲がって 500M 
 道を急いでるドナドナの しっぽを掴んだ
 しっぽはすりぬけ進んでく ゴトゴトトン

 まさかあなたが そんな高い値がするなんて
 出掛けるまえに知るわけなかった
 福沢が消えた 3枚消えた
 今日の財布には 酷なはなしだ ララララララ

 最初から知ってたら当然ねぇ
 むりな買物の予定なんて 立てないや
 無駄足はこんで 棒状で
 さらに無駄足 灰色の海がとびこんだ

 ドナドナは今日も売られない 私は焦った
 他に買える場所もしらない ゴトゴトトン
 
 まさか 子牛が丸のまま売れるなんて
 切り身もなにも まったくなかった
 お前の苦悩は なんぼのもんじゃい?
 一言問われ 私は詰まった ララララララ

 まさか ドナドナだれかにかわれてるなんて
 ここにくるまで しるわけなかった
 ドナドナの切り身 ドナドナの皮
 一つも貰えず 私は泣いた ララララララ

 そして魚が 二匹もおよいでるなんて
 手ぶらでかえるわけにいかなかった
 魚は釣って じょうずに焼いた
 脂ののった 旨いさかなだ 
 ララララララ

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「初々」

親住み居う間へ 別戸の中で
興の火を 在りが投 舎身に喫す

数多の事を 負持っている迂遅
一に違すぎる 詞合わせ者

濃いスルー 此路に
It'sデモ 変事は初々
名駆使ちゃ 行けナイン
喩目見る言を 相する異を

寄る手 流布 音に 祝り薦う批塑可に
彼-人 或架そう 機納 享 足起

小さな個都デモ 咤助に名レター等
熟れし意気持ちは 汝見の様

濃いスルー 此処・路に
It'sデモ 変事は初々
名駆使ちゃ 行けナイン!
有目見る此途を 会する此渡を

濃いスルー・個々露に
It'sデモ 変事は初々
名駆使ちゃ 行けナイン
結目見る呼答を 相する個闘を

濃いスルー 此炉に
It'sデモ 変事は初々
数多と歩ける 其日来るまで
It'sデモ 有為々々

(ラ螺々ラ ララ裸ラ
 ラ羅ラ ラ良々ラ等
 ララララ ラララララ…)

transcribed by "Oui Oui" Akiko Yano

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る ぞや
る
ぞや
のにみいに
のちそにゆ

なくもまい
やぞくいいゆ
がらたみつや
よさぎすおや

いらかりずん
ぬされえろん
そくも わかかざ
みくと とれかざ

からも をどいざ
ららか かくいざ
あさ めて もやみ
は さ た みす やみ

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やいか やいに 〜くさらくさ〜(2005-04-08)
さくら さくさく ららら さくさく くらくら さくら くさらくさら


  はらそいよやの
  さらくらさ
  たかもかぎぞに
  (いら さざやく) 
  みかわりすくみ
  すくかずおいいる
  やいか やいに
  みざざんゆ


 さらくさら さらさら くらさくく くさらく
 さらくら さくら くらさないか らくさ
 
 さくさく ららら らくさくさ く さらく さらさ 
 ららくらさ


  あかみぬがなの
  さらくさらく
  てもとれたもちぞ
  (いら さざやく)
  めをとえみ
  もどれろつまそや
  やいか やいに
  みざざんゆ


 さくな くらくら らくさ くさくさ
 さくら さらさら さらさら くくら

 さささ さらさら くくく らくらく ららさ ら くさ ら さく さら ららら

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内湯潜燗、爺馬と

皿鉢給与
田備達 痛風寝話
内湯潜観 八〇徒


雨中 農家 鉈 鋳好かん垂る柄
雲銘先追い 居間と備達

金らず孤興へ 花恵って来ると、
て、お古伴贄が お凸 妙

吟雅を話れ 椅子齧んだるえ
春晴るのぞ夢
内湯潜燗 山人


transcribed by "UCHU-SENKAN 'YAMATO'

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風流些人

兎美味しい狩野山

昆布夏里鹿乃川

揺米は胃万も恵りて

吾擦れ肩き経る小土




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